ひゅるりら〜‥ その4
本屋で立ち読みしていた時のこと‥。
唐突であるが、私の右腕にそっと両手を添えてくる奴がいる‥。
誰‥‥!??(硬直)
そこには、20代後半の小太りの生っ白いメガネ男がいる。しかもビミョ〜に不精ひげ。
当然、面識などナイ。
男は、私の腕に添えた両手の上に顎を置くようにして、至近距離でうっとりと囁いた。
「キミ‥ 男の子‥?」
「いえ”‥ 女‥です‥」(何故か敬語)
「ヒィッ!!」
男は、まるで汚らわしいものでも触ってしまったかのように、いまいましげに去っていった‥。
ゴメン‥と言えと!?(怒)
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