第一印象 その2


見た目も中身も、むっちゃ真面目な正統派や〜ん(何が?)…と自負している私。
しかし、周囲に「それは勘違い…」と諭されるとちょっぴり心配。

そんな時、高校の同窓会で、私の発想は「変わっている」という話になった。
化学の実験のたびに提出を義務づけられていたレポート(感想や考察)があったのだが、私の書く内容が変わっていて面白かった……という話が発端だった(ここまでは褒めてもらってたのよね…フフフ)。

このレポート、提出をサボれば即赤点…という鬼のような代物。
しかし、何の実験をやっているかさえ理解できないパープーの私には、レポートを化学式で埋めるなんて芸当は当然出来るわけもなく(威張るなよ)、やむなく、実験に出てくる単語を糸口に全く関係のない雑談を書き倒し誤魔化していたのである(塩酸→ 人の胃液の強さは塩酸なみだってさ→ そーいや鬼太郎の胃液は硫酸なみだってよ、その上、胃の中に蛇飼ってんだってよ……みたいな脈絡のない内容。確かに変かも…… 汗)。
しかし、この訳の分からないレポートは「おもろけりゃまぁええわ」というアバウトな化学教師に認められ、皆の前で度々読み上げられるハメになったのである……(ああ…恥の上塗り)。

まぁ、そんなこんなで、お褒め頂いているのだから大人しく聞いておけば良かったのだが、あんまりにも「変わってる〜」「普通じゃない〜」を連発されると、なんだか複雑な気分に…。
で、ぽろりと……

「え〜〜 普通やって〜〜」

とたん、周囲に座っているテーブルの皆様、一斉に。

「変やって!!」

このままでいいのだろうか私……。
なんだか色々と不安になってきた(やっぱ「勘違い」なの…??)。




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