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▼ デメテル

   イメージは”おっかさーーん!!”


 豊穣の女神。植物の生長や農業を司る。(ゼウスの姉)
 彼女の恵みは母のように広く温かい。そして、母の愛は何より強いと言うがその通り、主神ゼウスだってかなわないのである!

 愛娘のペルセポネが冥界の王ハデス(彼女に一目惚れ)に誘拐されてしまった時、その本領は発揮された。
 ハデスから賄賂を受け取っていたゼウスが、ペルセポネとハデスの結婚を支持したので、デメテルは怒りと悲しみのあまり神々の元から身を隠してしまったのである。
 その為、草花は全滅、地上には全く緑が見られなくなってしまった。

 結局、この大自然を人質にとった脅迫が功を奏し、ペルセポネは一年の内、数ヶ月をハデスと共に、残りを母の元で過ごすことになった。
 だがデメテルの悲しみはおさまらず、娘が地下にいる間は、地上は荒れ果て、冬‥という季節が出来てしまったそうな‥(そお来るか!)。

 そんな堅実な印象?のデメテル。実は意外とモテている!? 特にポセイドンには、しつこく迫られて手を焼いていたらしいし、先のペルセポネはゼウスとの間の子‥。うーーん、大人の女性の魅力ってやつ??


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