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▼　ディオニュソス　　（ローマ神話：バッカス）

　酒でも飲まにゃ、やってられん！


　ブドウと酒の神。ゼウスの息子。
　ディオニュソスの母は人間の女だったが、ゼウスの浮気を知った正妻ヘラの策略によって焼け死んでしまった(あわわ)。
　既に母の体内にいたディオニュソスはゼウスに助け出され（産み月までゼウスの股の中に縫い込まれていたという）、成長を遂げると、ブドウの栽培とブドウ酒の製造法を創始した‥が、またしてもヘラの迫害が始まり、ついには発狂してしまう(ひぃ〜)。

　だが、神々の母である女神レアーに狂気を治してもらうと、ブドウ栽培と酒造りを各地に広めて回り、多くの女達が彼の熱狂的な信者となって付き従ったという（ハーレムかぁ〜）。

（おまけ）
　あるところに、歌って踊れるディオニュソスの信者達を見て、「このバカ騒ぎを止めなければ！」と頑張った王様がいた。
　‥が、この王様、敵情視察のために女装して信者達に近づいたはいいが、先頭で踊り狂っているのが自分の母親だと気付き、怒りまくっていると、どういうわけかイノシシか何かと見間違われ(せっかく女装したのに！)、なんと母や伯母達に八つ裂きにされてしまったという‥。

　結論：　ああ、酔っぱらいってコワイ‥。


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