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▼ オルフェウス

 イライラ度NO.1? (当社比!?)


 オルフェウスは、たぐいまれな詩人で音楽家。彼が竪琴を奏でると、人も動物もそして草木までもが、うっとりと聞き惚れてしまう。

 彼は愛らしい妻のエウリデュケと幸せに暮らしていたが、ある時、妻は毒蛇に咬まれ命を失ってしまった。
 オルフェウスは愛する妻を取り戻すため、竪琴をかき鳴らし、死者の国へと乗り込んだ。そして、その演奏の素晴らしさに冥界の王ハデスの心も動かされ、妻を返すことを許してくれた(珍しい!)。
 ‥が、条件がひとつあった。地上にたどり着くまで、決して後ろを振り返ってはならないということ。
 2人は帰途ににつき、出口まであと少し‥となった、その時、
「妻はちゃんとついて来ているのだろうか‥?(陰険なあのハデスがこんなに簡単に返してくれるなんて、変だっ!←その通り!)」
 急に不安になったオルフェウスは、気が付けば振り返ってしまっていた(あほーー!!)。
 そんな彼の目の前、妻は闇の中に引きずり込まれるようにかき消え、二度と彼の手に戻ることはなかったという。

 その後、傷心のオルフェウスはさすらいの旅に出たが、言い寄る女達に見向きもしなかったため、恨みをかって、八つ裂きにされて海に放り込まれてしまった(ヒィイィ〜‥)。
 そして、残った竪琴は、ゼウスによって天に上げられ、琴座になったという‥。
(女に人生狂わされとるな‥)

 ※1 地上が見えたので喜びのあまり振り返ってしまったバージョンもアリ。(うーん、やっぱ救いようなし‥)

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