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▼　カッサンドラー

　こんなん出ましたけどぉ‥　(古っ）


　トロイア(国)の王女であるカッサンドラー。
　美しい彼女にぞっこんになった太陽の神アポロンは、彼女の気を引こうと猛アタック！
　しかし、なかなかＹＥＳと言ってくれないカッサンドラー。
　美貌と知性と力をあわせ持ち、ギリシア青年の理想像とも言われている神‥としては、いささか情けない気もするが、アポロンの次の作戦はプレゼント攻撃！
　なんと、アポロンはカッサンドラーに、未来を予知する力を与えたのだった。

　その甲斐あって、かたくななカッサンドラーの心もようやく‥‥
　そう思われたその時！
　あろうことか、その予知能力で彼女が見たものは、将来、アポロンに捨てられることになる彼女自身の姿‥（致命的やなぁ）。
　当然、アポロンは撃沈（あまりに抜け作だわ‥）。

　アポロンは、すっかり冷淡になったカッサンドラーを呪った(オイっ！)。だが、与えてしまった予知能力は取り返せない(神は約束を破れない)。
　そこで、彼女の予言を「誰も信じない」という付け足しをした（ズルイ‥）。

　カッサンドラーは祖国トロイアの滅亡や、彼女自身の不幸な最期を予言したが、結局、誰にも信じてもらえぬまま、予言の通りの未来を迎えたのだった‥（救われ〜ん）。 　 　 　 　 　 　


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