古に大王国ありき。 一人の全き王により、民草は永の安息の地を約束されん。 讃えよ、聖君を。 讃えよ、その聖騎士達を… −グランヴォード王国讃歌− この物語りは、のちに聖王と称されたグランヴォード王国第3代君主ユリウス王の若き日の、輝かしい軌跡を辿ったものである。それは同時に彼に付き従った、後世周辺諸国の脅威となる聖竜騎士団の 涙ぐましい努力の跡を辿ることにもなる。
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