続き物。英雄ヘラクレスの一生で〜す！
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▼ ヘラクレス（その１７）
番外勝負だ〜〜っ！ その３
そろそろ寂しくなってきてたのか（男に飽きたのか？）、新しい奥さんを探すことにしたヘラクレス。
目を付けたのは、イオレーという名のお姫さま。
姫を妻にするには、王やその息子達（弓の名手）に弓の勝負で勝たなければならないのだが、ヘラクレスはこの超難関試練をあっさりクリアしてしまう。
ところがこの王様、実はヘラクレスの弓の師匠だったりして、ヘラクレスの性格を知り抜いている。
その為、王（師匠）は約束を守らぬばかりか、ヘラクレスに牛泥棒の嫌疑まで掛ける有様（濡れ衣だけど、前科ありまくりだし…）。
一方、ヘラクレスの親友となっていた王の長男・イーピトスは、約束を守らぬ王をなじり、ヘラクレスの無実を晴らすため、一緒に牛探しの旅に出る。
……のだが、またも（！）ヘラに狂気を吹き込まれたヘラクレスは、あろうことかこの親友を高い城壁から突き落とし殺してしまう。
なんてこったい、今度は親友殺しだよ…ってことで、天罰として重い病気を与えられるヘラクレス。
病を治すべく神託にすがると、「自分の身体を売って得た金で、王に賠償を支払え」＆「売られた先で三年間下僕として働け」なんてお告げが…。
お告げに従い、その身を売って奴隷となるヘラクレス。もちろん、賠償金を支払うと同時に病は完治。
あとは三年間、地道に奴隷人生―― のはずだったのだが、さすがは英雄。盗賊退治をはじめ、何をやっても大活躍してしまう。
「ただの奴隷じゃないわね？」と気づいたヘラクレスの女主人（どこぞの女王様）が問いただすと、なんとあの有名なヘラクレス本人ではないか！
あらまぁ嫌だわ、どーしましょ〜♪……と、いきなりラブラブモードに突入するや、めでたく御成婚の女王とヘラクレス。
ところが、この二人の新婚生活は何かが変。
ヘラクレスは女装癖があったのか（？？）、ラブリーな女物の衣装に身を包み、女の子達と一緒にお喋りしながら、糸紡ぎ〜♪（怖いぞ）
一方の女王は、ヘラクレスのライオンの毛皮を雄々しく身にまとう。
そして、神託で告げられた３年が過ぎたある日――
ヘラクレスは突如、「なんじゃこら〜！？」と我に返るや、女王から毛皮を剥ぎ取り、とっとと国から出ていってしまったそーな……（だ…大丈夫かヘラクレス…… 滝汗）。
さておき、次こそ、プリチーな嫁さんゲットするぜー！！（哀れ女王）
ってわけで、次回、最終回に続く〜！！
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